まつ毛貧毛症

まつ毛貧毛症

まつ毛貧毛症とは、まつ毛が不足していたり、不十分な状態を指します。まつ毛が「少ない」「短い」「細い」と思われる方、感じる方は、まつ毛貧毛症の可能性があります。

まつ毛貧毛症の原因

まつ毛ケアによるまつ毛へのダメージ

以下の項目に1つでもチェックが入った場合は、まつ毛にダメージを与えている可能性があります。

  • まつ毛をビューラーでひっぱっている
  • まつ毛をビューラーで根元から上げている
  • ビューラーのゴムを数年変えていない
  • ホットビューラーを使用している
  • 何度もマスカラを重ね塗りしている
  • クレンジングの際に、まつ毛を強くこすっている
  • 毎日(ほぼ毎日)、つけまつ毛をつけている
  • まつ毛エクステを頻繁に行っている

加齢

年齢を重ねると年々まつ毛の長さ、太さ、濃さは減少していきます。

皮膚疾患

アトピー性皮膚炎や接触皮膚炎などの皮膚疾患が原因でまつ毛が抜けることもあります。

薬の副作用

使用している薬(例えば、抗がん剤治療など)の副作用によってまつ毛が抜けることもあります。

まつ毛貧毛症の治療方法

当院ではルミガンによる治療を行なっております。

ビマトプロスト(ルミガン後発品)

ルミガンに含まれている「ビマトプロスト」という成分が、まつ毛の成長期を延ばし、まつげを「長く」「太く」「濃く」します。この「ビマトプロスト」という成分は、アメリカではFDA(アメリカ食品医療品局)に承認され、まつ毛育毛剤として使われています。ルミガンは元々は緑内障の点眼薬ではありますが、まつ毛育毛の効能については薬価未承認につき自費となります。
当院のスタッフが実際に使用した場合に関してはコチラをご覧ください。

使用方法

毎晩(1日1回)、洗顔した後にルミガンを滅菌綿棒または専用ブラシに滴下し、上まつげの生え際に塗布します。

使用した多くの方が、約1ヶ月で効果を実感し始め、約2ヶ月で満足のいく効果を実感しています。使用を中止すると数週間で元のまつ毛に戻ります。使用して十分な効果が出た後にも、その状態をキープするために2~3日に1回程度の使用をお勧めしています。

使用中に気をつけること

薬液がまつ毛の生え際以外に付着した場合は、ティッシュなどで拭き取ってください。
一度使用したブラシ、綿棒は破棄してください。
コンタクトレンズをつけている場合は、レンズを外してから塗布し、15分以上経過してからレンズをつけてください(コンタクトレンズが変色することがあります)。

主な副作用、注意点

目の充血、目のかゆみ、まぶたの黒ずみ、違和感など。
メラニンの増加により黒目(虹彩)の色が濃くなることがあります。
妊婦・授乳婦・小児への安全性は確立していません。
眼の疾患のある方は使用できません。

費用について

診察料

初診の場合 3,300円(税込)
再診の場合 1,650円(税込)

薬の価格

ビマトプロスト点眼液 3,990円(税込)

※ビマトプロスト点眼液をお求めの方・・・滅菌綿棒 100本 1,100円(税込)もご購入ください

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